ITの活用

法律事務所においてITへの投資は今後の最優先事項?~ブライトがITへ積極的に投資する理由と現在の取り組み

ITツールの活用

ブライトは開業以来、積極的に事件処理にITツールを使ってきました。その理由は①弁護士スタッフの業務負担を軽減するためです。

伝統的な弁護士業務は、まさに労働集約型の極みのようなもので、弁護士ほかスタッフの手作業により事件解決は行われていくものだと思います。その分だけ受任件数が多くなっていくと、どうしても弁護士スタッフに過重な負担がかかってしまいます。そこで、その事件処理の負担を減らすためにできるだけITツールで代替できる業務があれば、積極的に代替させていきました。

時代に合わせた業務環境

また②業務の迅速性もあります。弁護士が裁判などで事務所を不在にしていることはたくさんありますが、その都度、事務所に戻ってから対応していたからでは迅速な対応はできません。外出中もタイムリーに対応するためにもスマホなどで確認できるようなシステムは必須です。

さらに③昨今のテレワークへの対応にもIT化は有効ですね。テレワークの実現により育児中のママも在宅ワークにより仕事を続けることができますし、地方にいる専門スタッフを雇用することもできます。

IT化による法的サービスの向上

最後に④法的サービスの質を向上させていくためにもIT化は有効な手段であると思います。事務所の解決事例は貴重な財産ですが、アナログ的なファイル管理ではそもそも解決事例を探し出すことすらできません。IT化により類似する解決事例を表示させることも可能となり、弁護士・スタッフがスムーズに参照することができ、サービスの向上につながるように思います。

弁護士・スタッフが業務に集中できる仕組みの構築

IT化というと高度な知識や能力が必要であるように思うかもしれませんが、現在のITシステムはそのような知識・能力は不要で、必要なのはITへの慣れでしかないと思います。

現在、法律事務所向け専門の業務管理システムとGoogle workplaceを繋ぎ合わせて業務効率化を図っており、今後もその取組みを進めていきたいと思います。目標は弁護士・スタッフが人でしかできない業務に集中できる仕組みをITで作るということです。